社長のつぶやきメモ帳

カンダシステム株式会社の社長をしている画像解析プログラマーのブログ

つぶやき

イキウメ

三軒茶屋で、劇団イキウメの「獣の柱~まとめ*図書館的人生(下)~」をみた。 客席数約200名ほどの小劇場。知人の息子が出演している関係から、イキウメの作品は何度か観劇させて頂いている。 正直に言えば、劇場でのこういった演劇を面白いと思う事はめったにない。進められるままに、あるいは義理から見ることが多い。 が、イキウメの作品は面白い。先ずプロットが楽しませてくれる。俳優がいい。20代前半から40台前半であろう。 そういっては何だが、こういった演劇を見ているときある種の「痛々しさ」を感じることがよくある。公演に至るまでの苦労と、その結果の落差に対してなのか? しかし、幸いなことに今までイキウメに関してはそれがない。十分に客を楽しませてくれる。終わった後の喫茶店での会話にそれが出ていた。

 

B級ティスト

テレビの番組表を見ていると、「俺たちゃ天使じゃない」が。あぁ、あれだなデニーロの。と、次も同じタイトルが並ぶ。
え!で、をよく見ると、ハンフリーボガードが主演している。知りませんでした。デニーロ版がカバーだったなんて。
録画してみてみると、古きよき時代のほんわかしたいい映画でした。以前にもそういう事がありました。
私は「B級映画」が好きで、記憶に残る映画は「七人の侍」を除きほとんどが[B級」です。もっとも見方によりゃぁ「七人…」も「B級」かな。
その昔新東宝で「地平線がぎらぎら」というのがあり、ジェリー藤尾、天知茂、多々良純といったところ。
これはまさに「B級」の最たるもので、まだ小学生だった私には強烈な印象でした。
同年輩の方たちはご記憶でしょうが、あの当時は、新東宝といっただけでドキドキしたものです。
ところが、何十年か経って「黄金」(ハンフリー・ボガード主演)を見たとき、あれ、あの「地平線はぎらぎら」って、これのカバー?
似たところというと、仲間を裏切り散々苦労の挙句、得た自由あるいは黄金を使う前に死んでしまうといったところ。
でも、その「B級」ぽさが。ところで「B級」の条件に、少ない予算があるなら、やはり「七人…」は違うか。
どういうわけだか、黒澤明が好きになれない。「乱」以降の作品は、見ていません。それ以前は、もれなく見ているつもりですが。
「七人の侍」は、何度見たかわからない。結構好きな作品はあるのですが。「隠しとりで…」「用心棒」「生きる」。
こちらサイドをたのしまさせようという意図がはっきりしているものがいいですね。
最近HNKで見た「集団奉行所破り」、題名からしてB級ティストプンプン。面白かった。泣けました。田中春男よかったぁ!佐藤慶も。
最近よく泣けて...年のせいってぇやつ?
といったわけで、千円で手に入れた切符を持って、久しぶりに映画館(最近はテレビの録画ばかり)へ「東京家族」を、泣くために見に行きました。
おもしろくない、泣けない、少しずつ、それとも急に?感受性がずれ始めている。